「前任者の作成したプログラムの変数の先頭に、いくら参考書やヘルプで調べても見つからない文字列がついている」
というご質問を頂くことあります。
ソースを拝見してみると str商品 とか int数量 のように先頭に3文字の英文字が表示されています。
これは「接頭辞」または「プリフィックス」と言われるもので、変数の場合では、その変数の型が一目で分かるようにつけた文字列です。
例文を書いてみます。
Dim str商品 As String
Dim int数量 As Integer
str商品 = "コーヒー"
int数量 = 1000
のような使い方です。
長いプログラムの途中でいきなり「商品」という変数が出てくると、その変数にどのような値を代入してよいのかが判断できません。
プログラムを読みやすく分かりやすくするために付けておくと便利です。
他の文法と異なり、String型の場合、必ず str とつけなければならないわけではありませんが、習慣でVBA、またはVBだとよく利用される使い方というのもあります。
社内で複数の人で作成をしてマクロを使いまわすときには、社内の作成ルールとして決めておくことをお薦めしています。
2009年02月12日
接頭辞
posted by Three bit com at 10:00| Excel & Access