2009年03月30日

PowerPointのVBA

セミナー時のデモンストレーションでPowerPointやExcelを使うことが多いのですが、セミナーの内容とは別にプレゼンテーションで使った機能などについてご質問を頂くことも少なくありません。

例えば、PowerPointで「形式を選択して貼り付け」を記録しようとしても、
「書式なしテキスト」
 と
「書式付きテキスト」
の違いを記録することができません。

テキストボックス内で文字列をコピー&貼り付けするときに、コピー元の書式を維持するか、維持しないかを指定してスライドを作成したいケースは多いと思います。

簡単なVBAですのでご紹介します。

Sub 書式付きコピー()
 ActiveWindow.Selection.TextRange.PasteSpecial ppPasteRTF
End Sub

Sub 書式無しコピー()
 ActiveWindow.Selection.TextRange.PasteSpecial ppPasteText
End Sub

引数 ppPasteRTF は書式付きテキストを意味し、ppPasteTextが書式なしテキストになります。

マクロを作成後にツールバーに登録しておき、マクロのファイルを開いた状態で作業を行うと、他のプレゼンテーションでも利用することができます。

VBAもExcelでもAccessでもよいのですが、何か1つ出来るようになると、WordやPowerPointでもちょっとした便利なツールを作成することができますので便利ですね。
posted by Three bit com at 10:00| PowerPoint(パワーポイント)